当院で行ったインプラント治療は『10年間保証』いたします

杉田歯科医院の院長　杉田基が最初にインプラントを埋入したのは1987年です。以後34年経過しておりますが、10年後のインプラント生存率は約97パーセントです。

しかしながら条件があります。

インプラント治療後定期的にメンテナンスに応じていただいている場合に限ります。

顎骨に植立の仕方が天然歯とインプラントでは異なっています。

天然歯と顎骨の間には歯根膜というクッション層があります。そのため物を噛むときにはわずかですが上下に動いています。インプラントの場合は歯根膜というクッション層がありません。インプラントほ表面はザラザラになっていてそのザラザラの部分に骨が入り込み直接くっ付いています。そのため物を噛んだときまったく動くことはありません。インプラントの歯の前後に天然歯がある場合インプラントの歯は前後の歯が物を噛んで沈んだ時の高さに合わせていないと、いつの間にかインプラントの歯に強い力がかかってしまう状態が起こります。インプラントにしたお口全体のかみ合わせは、歯が奥歯か前歯か、左右に数本あったり様々な状況に対して歯科医師の経験と感でよく考えながらメンテナンスして行きます。

またお口の中の清掃状態も重要です。これまでむし歯や歯周病になった方はお口の清掃状態が十分でなかったと考えられます。それまでと同じでは天然歯も再びむし歯や歯周病が進行して行きます。インプラントはむし歯にはなりませんが歯周病と同じ状態（インプラント周囲炎）になります。

当院ではメンテナンス時毎回、染め出し液を使い磨き残しをパーセントで示します。目標は10％以下です。

これまでの当院の統計調査ではメンテナンス時の磨き残しが10％以下で定期的にかみ合わせのチェックを受けている方のほとんどの人が20年以上健康に経過しております。

磨き残しがいつも10～30％の人で12年～17年でインプラント周囲炎になり脱落した人を経験しております。　

また重度の糖尿病、肝臓病の方でインプラント埋入手術後1カ月位で脱落した人も経験しております。

インプラントを行う前に全身の健康状態をお尋ねし、レントゲン、CT等で骨を確認し、それまで歯磨きが悪くてむし歯や歯周病になっていた方でも当院の歯科衛生士の指導のよりインプラント処置後改善が見込まれる方に対してはインプラント処置を行います。

その後、当院で示すメンテナンスに応じて頂ける方には『10年間保証』いたします。