保険診療のすすめ

Insurance Treatment

歯科の治療は保険診療と自費診療の2本立てになっています。
ほとんどの必要な治療は健康保険を使って行うことができますが、費用はかかっても見た目の自然さや耐久性を重視したいなどの理由で、自由診療を選択することもできます。
当杉田歯科医院では必要な治療は最大限健康保険を用いて処置を行うことを基本方針としております。

硬質レジン前装冠:内側は金属で、外から見える部分にプラスチックを貼りつけた被せもの。前歯のみ保険適用。白くて歯に近い色だが、黄色く変色しやすく、プラーク(歯垢)がつきやすいですが、保険診療で歯の状態を維持することは可能だと考えています。

そのためには、定期的なメンテナンスが重要になります。

治療後

かぶせる処置をして5年経過した状態(定期健診を2ヶ月に1回程度)

治療後

かぶせる処置をして12年経過した状態(定期健診を2ヶ月に1回程度)

治療の終わりが「予防」のはじまり

杉田歯科医院ではほとんどの治療がメンテナンスです。
メンテナンスという言葉を辞書で調べると「維持、整備、保守、正常な状態を維持するために行う作業」とあります。
歯科メンテナンス(予防歯科)は「むし歯や歯周病など新たな病気を起こさないで健康な状態をずっと保つ」予防プログラムです。

歯科メンテナンス

歯周病を直したいと思いこれまでに歯医者に行ってみたが治らない。
歯医者では「しっかり歯磨きをしなさい」と注意されるばかりで自分で歯磨きしても全然上手く磨けない。

そんな方、杉田に来れば何とかなるかもしれません。

大垣の杉田歯科医院は4人の歯科医師と7人の歯科衛生士でユニットチェアーが毎日12台が稼働しています。
毎月約1,000人の患者さんが歯周病のメンテナンスを受けています。
メンテナンスには歯科衛生士が一人45分の時間を取って必ず歯科医師もチェックしています。

第1診療室

第1診療室

杉田の大きな特徴は毎回の必ず歯周病メンテナンスで歯にカラーテスター(染め出し液)を塗布し歯垢が何パーセント残っているかを計測していることです。
健康保険診療で歯科衛生実地指導料として算定されるものです。
数年前まではカラーテスターを使用する条件付きでしたが、現在は15分以上歯科衛生士が実地指導すればよいと条件が緩和されています。

ココがポイントです。患者さんが来院する度ごとに歯垢が何パーセント残っているかを計測することが最も重要です。
10パーセント未満だったら合格です。しかし常に磨き残しが10パーセント未満を保つことは至難の業です。

ある患者さんが「食事の後つまようじで食べかすをほじっておけばいいんでしょう」という言葉が返ってきたときには驚きました。

歯磨きとは毎食後とおやつ、つまみ食いなどの後は糸ようじまたは歯間ブラシで食べかすを取り除く。
甘いものを食べたら直ちに甘みを洗い流す。

コーヒー

ケーキ

チョコレート、ビスケット、ケーキ、プリンなどを食べた後すぐに砂糖が入ってないコーヒー、紅茶で甘みを洗い流してください。
「饅頭を食べるときはあらかじめお茶は残しておいて後でクチュクチュっとして飲んでください」
と言ったら「そのようなお行儀の悪いことはできません」と言われ、その患者さんはお茶の師範でした。
とにかく糖分がお口の中に残っていると短時間で歯垢が作られます。
舌の先で歯の表面を探ってツルツルした感じからザラっとなったときは歯垢ができ始めている証拠です。
ですからペットボトルに入った甘い飲み物を少しづつ飲むことはNGです。
飴、ガムはキシリトールまたはシュガーレスに限定。グミなど少しずつ食べる甘いお菓子はすべてNGです。

歯磨きは洗面台に立って行うのではなく椅子に座ってテレビを見ながら行います。
先ず歯磨きを付けずに磨き、唾が溜まったら吐き出すやり方で15分くらいは時間をかけて磨きます。
スッキリしたいと思うならその後歯磨きを付けていつものように磨いてください。
上下の歯をかみ合わせて感触が変わるようだったら歯磨きに入っている研磨剤で歯が削れていることになりますので注意してください。
歯磨きに入っている研磨剤で歯の根元部分が削れると知覚過敏の原因になります。

歯科衛生士がスケーラーという器具で歯石や壊死セメント質を除去すると歯の表面に細かい傷ができます。
この傷に歯垢が再付着しないよう歯の表面を滑沢にする処置を機械的歯面清掃処置といい健康保険診療では2か月に1回算定できるものです。
しかし当杉田歯科医院では来院する度ごとにこれを行っております。
この処置が歯医者さんに行った後のツルっとした感じです。これがとても重要なことで、歯科医院で歯科衛生士が行うメンテナンスでの処置は、磨き残した歯垢を取り除き、歯を白く保ちながら歯が削れることはありません。

歯科医院でのメンテナンスで重要なことがかみ合わせのチェックです。歯は流動的なものでかみ合わせが変化することは様々な原因で時々起こります。これを放置しておくと咬合性外傷といって歯を失うことになる場合があります。これは定期的なパノラマレントゲンや歯の動揺度のチェックで調べることができます。

磨き残しの歯垢が10パーセント未満を保つことが何よりも大切です。中には歯医者に来る前にだけしっかりと歯磨きして来る人もいます。それでは残念ながら歯周病から歯を守ることはできません。我々もプロですから歯肉の状態(歯肉の色、腫れ出血)でわかります。そんなときは優しく指導します。これがお口のメンテナンスです。実際には磨き残しの歯垢が10パーセント未満にすることができず毎月歯医者に来てもらっている人もいます。そのような方でもこれまでグラグラの歯が1年に1本ずつ抜けていったのに杉田に通うようになってからはもう10年になるのに1本も抜けていないと言う言葉を聞いています。

また一度指導したらしっかり歯磨きができて半年に1度のメンテナンスでOKという方もいらっしゃいます。歯医者を訪ねてメンテナンスを受ける間隔はあなたのお口の状態をよく知っている歯科医師または歯科衛生士と相談して決めることをお勧めします。

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