メタルボンド

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メタルボンドには貴金属を使った方が良いと考えています

メタルボンド

当院でメタルボンド(陶材焼付鋳造冠)で使用する金属は山本貴金属地金株式会社のスーパークリスタルKP-5です。

歯科医院でメタルボンドに使用する金属を公表することはあまりありません。患者さんの立場からみると、かぶせる歯はきれいで形があっていることが重要で、使用している金属がステンレスか金プラチナなどの貴金属を使ったものかという関心はほとんどありません。
しかし、当歯科医院での長年の経験からメタルボンドには貴金属を使った方が良いと考えています。

一番の違いは金属アレルギーによる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気です。その症状は水虫のように手足の皮ふがベリベリはがれます。しかし本人はそれが歯にかぶせた金属のアレルギーによるということに気がついていないことが多いのです。
その他に陶材と金属のなじみ(悪い金属は金属イオンが溶けだし陶材と金属の接している部分が茶色くなる)鋳造精度の違いにより適合性が低下する。などがあります。

これまで当院ではメタルボンドに数種類の貴金属を用いてきましたが、現在は国産 山本貴金属地金(株)のスーパークリスタルKP-5を使っています。

ブリッジとして使うことが多いので、咬む力によってたわむことがない硬さ、陶材を焼き付けるのに必要な溶融点を得るために以下のような成分の合金になっています。

【成分】
■金:75%
■プラチナ:6.7%
■パラジウム:12.3%
■銀:1.8%
■その他:4.2% インジウム、スズ、レニウム、イリジウム、ガリウム、鉄、銅

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